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REKの人間対人型ロボットのケージファイトにカリフォルニア州が中止通知

サンフランシスコのロボット格闘リーグ「Robot Entertainment Kombat(REK)」は、2026年9月18日に人間と人型ロボットがケージで戦う試合を開きました。この試合について、カリフォルニア州アスレチック委員会(CSAC)は9月23日付で、同様のイベントの開催をやめるよう求める通知を出しました。創業者のCix Liv氏は、9月30日にその通知をXで公開しています。
REKとはどんなリーグか
Robot Entertainment Kombat(REK)は、VR起業家のCix Liv氏が立ち上げたロボット格闘リーグです。拠点はサンフランシスコで、人型ロボット同士のライブの試合を開いてきました。

これまでの中心はロボット同士の対戦です。2025年9月には身長およそ4.5フィートの二足歩行ロボットによるイベントを開き、UFCファイターのJessica-Rose Clark氏とHyder Amil氏が会場でロボットを試しました。
今回の試合では、ロボット同士ではなく、人間がロボットとケージの中で向き合う形をとりました。この試合は「世界初の人間対人型ロボットのケージマッチ」とうたわれていました。
9月18日の試合の内容
試合は2026年9月18日にサンフランシスコで行われました。人間側の出場者は、29歳のインフルエンサーでコンテンツクリエイターのFrankie LaPenna氏です。試合の映像はYouTubeに投稿されており、LaPenna氏はヘッドギア、グローブ、ニーパッドを着けて出場しています。

相手はEngineAIの人型ロボット「T800」です。REKはこのロボットを「Rekbot」と名付けています。EssentiallySportsによると、身長6フィート、体重200ポンドで、映画『ターミネーター』でアーノルド・シュワルツェネッガー氏が演じたキャラクターをモデルにしたロボットです。
LaPenna氏は何発か打撃を当てましたが、ロボットが強いプッシュキックで反撃しました。映像には、LaPenna氏が吹き飛ばされ、マットと、プラスチックで覆われたアクリル製のケージの壁に強く打ちつけられる様子が映っています。
REKは試合後、Xに「人間対ターミネーターロボットの初めての試合で歴史をつくった」と投稿し、LaPenna氏の健闘をたたえました。
ロボットはVRで人間が操縦していた
GadgetReviewによると、試合で使われたT800は自律して動くAIではありませんでした。戦うときの動きは、VRヘッドセットを着けた人間のオペレーターが操作していました。バランスと姿勢の安定は、ロボットに搭載されたシステムが担当していました。

同誌は、メーカーが示した仕様として、機体の重さを75〜85キログラムと伝えています。
州アスレチック委員会が通知を出した理由
通知は9月23日付で、CSACのエグゼクティブオフィサーであるAndy Foster氏の名前で出されました。EssentiallySportsによると、通知は、REKが試合の前に委員会から必要なライセンスや認可を受けていなかったことを指摘しています。

根拠になったのは、カリフォルニア州ビジネス・職業法典の第18640条です。この条文は、格闘の試合を「2人以上の人のあいだで行う、身体に害を与える競技」と定めています。EssentiallySportsは、試合に実際の人間が出場していたため、委員会の監督権限が及んだと説明しています。同誌によると、委員会が問題にしているのは、生身の人間が出場した点です。
Dexertoは、New York Postの報道として、通知が出たのは人間とロボットが戦ったことが理由ではなく、委員会の事前の承認を得ていなかったことが理由だと伝えています。
Dexertoによると、通知はREKに対し、試合をやめなければ軽罪に問われるおそれがあると警告しています。EssentiallySportsは、REKが再び州法に違反した場合、第412条により100〜1,000ドルの罰金と、30日から1年の禁錮が科される可能性があると伝えています。
創業者は通知をXで公開
Cix Liv氏は9月30日、通知の画像をXに投稿し、「やったぞ」と書いて、カリフォルニア州から「無認可の人間対人型ロボットのケージファイト」に対する中止通知が届いたことを報告しました。
YouTubeの試合映像には、「こうしてすべてが始まる」といったコメントが寄せられています。

やったぞ。カリフォルニア州から 「無認可の人間対人型ロボットのケージファイト」に対する 中止通知が届いた
人間対ターミネーターロボットの初めての試合で、私たちは歴史をつくった
出典
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